ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析はどちらが優秀なの?


 

ファンダメンタルズとテクニカルでは
どちらが優秀なのかと言う質問は
初心者の方が割と多く持つ疑問だと思います。

 

単刀直入に言いますとこの二つは
自動車の部品で例えるならば
アクセルとブレーキの関係であって
比較したり優劣を競うようなものではありません。

 

ざっくりといえばテクニカル分析はアクセルであって
ファンダメンタルズ分析はブレーキです。

 

この辺を少しお話ししてみます。

 

 

テクニカル分析というのは
ローソク足や各種のインジケーターなどを見て
トレードに踏み出すタイミングを測る物です。

 

そもそもの誤解として
テクニカル分析はチャートを分析することによって
未来を予測するためのツールではありません。

 

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析で
未来を予測しようとするところから
誤解が始まっています。

 

FXで使うチャートは
今現在の相場の波が各種の時間軸で
どの位の強さと方向性を持っているかを測る物です。

 

そしてファンダメンタルズ分析は
チャート分析から読み取った相場の波の現状を確認したり
近い将来に起こりうる波の急変動に備えたりするためのものです。

 

どちらも未来を予測して当てるものではありせんから
そもそも優劣などは存在しないのです。

 

これもよくある誤解として
「自分はテクニカル分析を信じない。当たるわけがない。」
などという発言にお目にかかることがありますが

チャートは未来を語ることはありませんから
信じるとか信じないということもありえないのです。

 

チャートは方位磁石や時計のようなもので
ただそこにあって方向や時を刻んでいるだけなのです。

そしてトレーダー自らがチャートを見て
相場の波を判断し売買を行うわけですから
チャートそのものに優劣はないわけです。

 

優劣があるとしたら
分析方法にあるのではなく
その分析を使ったトレーダーの腕に全てがかかっているわけです。

 

例えば全く同じような形をしたバットでも
大谷選手が使うのと、平凡な野球選手が使ったのでは
結果が全く違ってきます。

 

金属バットであろう木のバットであろうが
使う人が達人であればホームランを量産するに違いないですよね。

 

テクニカル分析とファンダメンタル分析は
使い道の違う道具だということはご理解いただけたと思いますが

では実際に両方をどうやって活かしていくかと言うと
トレードのきっかけに使うのはチャートの短期足であることが多いです。

 

パーフェクトオーダーの手法に代表されるように
時間軸の違った足が同じ方向を向き始めた時
このトレンドはしばらく続くだろうという判断をします。

 

この判断は前に出る判断ですので
イメージとしてはアクセルを踏み込んでいる状態です。

 

これが例えば東京時間の午前中だったりしたら
私なら割と無警戒にトレンドに乗っかって行きますが

ロンドン時間やニューヨーク時間との
切り替えの時間だったりしたら
相場が急変することもあるので少し警戒が必要です。

 

 

特に私はアメリカの雇用統計の時間には絶対にポジションを持ちません。
相場が大きく動く時を狙って利益を出す手法もありますが
そんな危険な橋を渡らなくても
FXで利益を出すチャンスは無限にあります。

 

大きな経済指標の発表や
金や原油などの戦略資源の価格が大きく動いた時
戦争や大災害など天変地異があった時
こういった時は全速力で市場から撤退して傍観者になります。

 

そして大事件があった後は
相場は片方に傾くことが多いですから
事件が収拾されて長期足が傾き始めたらゆっくりと
満を持してトレードすれば良いのです。

 

ですからイメージとしては
やはりファンダメンタルズ分析はブレーキの役割を担うことが多いのです。

 

ちなみにFXに関しては
ファンダメンタルズ要素から売買するのは成功率がとても低いです。

 

アメリカでトランプ大統領が当選したときも
日本で東日本大震災が起きたときも
FXの相場は常識とは正反対の方向へ持って行かれました。

 

ですからファンダメンタルズ分析もやはり予言の道具ではないのです。
ブレーキか赤信号だと思っておけば間違いありません。

ファンダメンタルズ分析に関してもそれほどの知識は必要としません。

FX業者が流してくるフラッシュニュースで十分すぎるほどでしょう。

 

米雇用統計以外の経済指標にそれほど敏感になる必要もありませんが
ポジションを持とうとする時には
フラッシュニュースを数秒間眺める癖をつけておけば
大きな事故に巻き込まれなくて済みますので習慣付けてみてください。