FXのトレードを熱い勝負だと勘違いしている方はいませんか?

FXのトレードを鉄火場のような
勝負事だと感じているとしたら
それはまるっきり間違っていますし
破滅への発想ですから非常に危険です。

 

 

「感じている」と書いたのは
第三者から見ればFXはお金を賭けている以上
間違いなく勝負事ですし
額にしわを寄せて真剣に行っているように
見えるのも無理はありません。

 

しかしFXのトレードというのは
毎回毎回勝とうとして
必死になる類のものではありません。

 

もちろん分析している際には
真剣にチャートを見て判断するのは必要ですが
その真剣さというのは
勝負の時に見せるようなものではなく
工場の検品作業のような
質のものであると理解してください。

 

 

 

 

つまり
目の焦点を一箇所に合わせて
ギューっと絞り込むように分析するのではなく

視界の全体を使って
パッパッパと次から次へと現れるチャート画面を
注意深く観察していくというスタイルです。

 

 

FXトレードも戦いであることは間違いないのですが
個人同士が戦っているわけではありませんし
囲碁や将棋のようにクライマックスの局面で
長時間手を止めて知恵を振り絞るような
タイプの勝負でもありません。

 

 

もちろんトレードする時には
確実にトレンドが出ているということを
はっきりさせてから行うわけですが

トレンドが出ているか否かというのは
1つの通貨ペアに関してならば
数分もあれば判断ができるはずですよね。

 

例えば私の場合、一番多いパターンとしては
まず週足や日足の最高値と最安値をチェックして
その後1時間足を見て流れを判断します。

 

「判断」と言っても
大まかな方向を見るだけですから数秒です。

 

1時間足をパッと見て
方向性が感じられないようであれば
もうその日はその通貨ペアに触れることはありません。

 

私は1時間足を軸にしてトレードすることが多いので
こういう手順になることが多いですが
この辺は人によって違ってくることもあるでしょう。

 

さて1時間足を見て方向性を感じたら
もう一度長期足に戻って
特に日足と4時間足の方向性も確認します。

 

例えば全体として同じ方向に
方向性が出ていると感じたならば
この通貨ペアはしばらくの間
トレードする候補として認知しておきます。

 

ちなみに私の場合は普段通常は
20通貨ほどを追いかけています。

 

この20通貨ほどにチェックを順に繰り返していき
トレードする候補として残ったものに関して
今度は1分足のラインチャートに
60日や240日や1440日の移動平均線を
走らせているトレード画面を使って

 

パーフェクトオーダーのチェックなど
細かい作業に入ります。

 

 

週の後半に入ると日足や4時間足のチャートは
嫌が応でも頭に入っていますので
最初から短期足を使うことも多いのですが
初心者の方にはこれはおすすめしません。

 

マルチタイムフレーム分析が
骨の髄まで染み込んでいれば
短期足に移動平均線を走らせたもので大丈夫ですが
慣れないうちは毎日
必ず日足からチェックを始めた方が
複数の時間軸から考える習慣がつきやすいからです。

 

4時間足以上の長期足のトレンドを見分けるのは
初心者にとってもそれほど難しいことではありませんし
わけのわからない負け方をする時というのは
ほとんどの場合
短期足を凝視するところから始まります。

 

5分足をじっと見つめているうちに
鉄板のアップトレンドのような気がしてきて
ロングでトレードしてみたものの
思惑とは逆に相場が下方向に走り出したので
慌てて他の時間軸を確認してみたら
1時間足で思い切りダウントレンドが出ていた
などということは負け組の失敗あるあるなのです。

 

おわかり頂けてきたでしょうか?

 

FXのテクニカル分析というのは
顔を真っ赤にしたり
脂汗をかいたりしてやるものではないのです。

 

休みの日の午前中に鼻歌まじりて
軽食を料理するようなスタンスで良いのです。

 

そして実際にトレードを行って
相場が逆に行ってしまって
損切りをしなくてはならなくなった場合でも
深く考える必要は全くありません。

 

FXトレードでの勝ち負けというのは
短くても5日単位
長ければ1か月単位でプラスになっていれば
堂々と胸を張って
「自分は勝ち続けている」と言い切って良いのです。

 

当然ですがトレードした瞬間に
自分の思惑通りに相場が進むということは
最初からスプレッドを差し引かれる以上
50%よりずっと低い確率でしかありえません。

 

もちろん買った瞬間からどんどん下がり始めて
あっという間に損切りにかかってしまう
ということもあるでしょうし
もっとひどい場合は自分が損切りにかかった後に
相場が回復し始めてどんどん上がり始める
ということもあるでしょう。

 

トレード毎日やっていると
皮肉な展開ふざけた展開というのは
次から次へと起こってきます。

 

しかしここで迷ってしまったり
感情を出してしまったりしてはいけません。
あくまでも全ては確率上の想定内です。

 

トレンドが向いている方向にだけ
売買を繰り返していれば
総合的には必ず勝ちます。

 

自分にとって皮肉な結果が出て損をしても
必ずそれと同じくらいの確率で
ラッキーな勝ちも必ずやってきます。

 

一番怖いのは2度や3度の負けではなくて
ペースが崩れてトレンドフォローのルールに反した
おかしな売買をしてしまうことです。

 

結果について考えるときは
5日間単位で考えるようにしてください。
1回や2回のトレードで何も判断できませんから。

 

FXで勝てるトレードをしている時は
鼻歌や口笛が出ているはずです。

 

 

眉間にしわが寄っていたり
お腹に力が入っていたりしたら要注意で
「マルチタイム・マルチタイム」と唱えて
気分をリラックスさせて負けを避けてください。