世の中の90%以上の人はテクニカル分析を誤解しています


FXや株などの取引に興味がない人たちから
よく聞かれるのは

「チャート分析って当たるの?」
ということであったり

 

インターネットの掲示板やSNSで
「このテクニカル手法は当たらない」
などという意見であったり

 

これらは全て
正しいとか間違ってるとか言う以前に
問題の立て方が初めからズレています。

 

 

この辺を正しく理解することは
FXを正しく理解することにもなりますし
当然、勝ちにつながっていきますので
明らかにして行こうかと思います。

 

 

 

デイトレードや1週間単位のスイングトレードで
テクニカル分析を使用していくことを想定すると
チャートによるトレードというのは

予言や占いではないのはもちろんのこと
天気予報ですらありません。

 

 

チャートを使ったテクニカル分析というのは
もっと間近なものを確定的に測るものです。

 

そうなんです。
テクニカル分析というのは
予測したり推測したりするものではなくて
計測したり測定したりするものなのです。

 

 

お天気で例えるならば
明日の天気や
来週の週末の天気を当てるのではなくて

今から5分後とか4時間後とかに
晴れているかどうかも可能性について
考えるのがテクニカル分析です。

 

 

季節による気温の変動や
高気圧や低気圧の移動による降雨量などは
例えればファンダメンタルズ分析の世界です。

 

私たちはテクニカル分析で何をしているかというと
今現在のトレンドの状態を知ることによって
すぐ目の前の値動きに乗って利益を上げることです。

 

 

季節感や気圧の配置などとは関係なく
たった今目の前のお天気と気温から
洗濯物を干したり、冷蔵庫に出かけたりすることが
適当であるかどうか?

 

今から1時間後も晴れているかどうか?
今日1日強い雨は降らないでいてくれるかどうか?

 

こういう直接的なことについて
できるだけシンプルな方法で生活に活かしていく。

 

 

テクニカル分析によるトレードというのは
こういったスタイルに近いのです。

 

 

もちろんダウ理論やエリオット波動論を初めとして
チャートを読み解いていく理論というものも
多々ありますが

理論の中身自体は、義務教育の修了者であれば
誰でも時間をかければ理解できる程度の内容です。

 

 

金額や利益率などはさておいて
とにかく安定してプラスを続ければ良いというだけなら

今日初めて口座を作った方でも
簡単に勝ち続けることができます。

 

 

しかし現実には一般的に言われている通り
FXに新規参入したトレーダーの90%は
3ヶ月で資金を失ってマーケットから退場します。

 

おかしいと思いませんか?

手数料やスプレッドが常に引かれるので
正確には勝率は50%ではありませんが
そんなにも大多数の人々が
次から次へとお金を失っていくというのは不自然ですよね?

 

しかしこれにははっきりとした理由が二つあるのです。

 

 

1つ目は
テクニカル分析を使いこなしている
数パーセントのトレーダーだけが勝ち続けるために
それ以外のトレーダーは負け続けざるをを得ない。

 

 

2つ目は
現在の日本の法律でも
20倍程度までのレバレッジが許されているために
小さい額の手数料でも売買を繰り返せば
大きな負担となって負け組トレーダーに襲い掛かってくる。

 

 

以上の2つの点から
なるべくして勝てないトレーダーというのは
一瞬で身ぐるみを剥がれて
マーケットから放り出されるわけです。

 

 

まず手数料の件ですが率直に言って
現在の日本のFX業者のスプレッドや手数料は
世界的に見てとても安いです。

 

相対取引によって、これ以上下げるのは
無理というところまで
手数料値下げ競争が進んでいますので

手数料やスプレッドを比較することによって業者を選び
それによって勝率をあげようというのは
現在の日本ではナンセンスでしょう。

 

 

結論としては私たちは
トレードの腕を磨いて視聴率を上げていくしかないのです。

 

 

単純化して図に示しました。
こういった上昇トレンドで
ショートのポジションを取ってしまうのは論外として
赤の場所で買ってしまう人は例外なく負け組です。

 

 

 

そして悲しいことに
人間というのは野生のままに行動すると
この赤いラインのところで買いたくなってしまいます。

 

テクニカル分析を理解している人は
常に青のところで買いを仕込めるように
抜かりなく目を配っています。

 

もちろん目を配っていたからといって
常にうまくいくわけではありませんが
ほとんどの場面で野生のままにトレードしている人と
チャートの習性をわかってトレードしている人とでは
どんどん利益に差が開いていきます。

 

 

これがFXにおいて
ごく少数の人だけが勝ち続けて
90%以上の人が負け続ける理由です。

 

 

私の経験ではFX参加者の半分以上は
そもそもFXをロジックで攻略しようという
意図がないように見えますし

残りの半分の一応論理的に
相場の動きを解釈しようという人たちも
真剣にチャートに取り組んでいる人はごく一部に見えます。

 

 

上で述べたようにFXのトレードと
洗濯物と干すのは一緒なのです。

 

昨日も晴れていて今日も晴れていて
朝から雲も少なければ
今日もおそらくはお洗濯日和です。

 

 

午後になったらもしかしたら
雷雲や雨雲が増えてくるかもしれません。
もしも雷が鳴り出した
ら急いで洗濯物を部屋の中に取り込めばいいだけです。

 

 

日足が上昇トレンドで
1時間足が上昇トレンドで
5分足も上昇トレンドだったら

しばらくは上昇が続くのだろうと考えてもいいので
上の画像で言えばなるべく青のラインに来た時に
ロングでエントリーすればいいわけです。

 

 

フィボナッチ数やエリオット波動の理論を使って
値動きが上下に振れる地点を
ピタッと当てに行くという戦法もありますが
これらも100%確実であるというわけではありませんので
現実的には以下のようなモデルでトレードします。

 

 

 

 

値動きの波の底を当てて
そこでロングするというのは無理ですから
底にあたって上昇を始めた直後に買うというわけです。

 

 

そんな細かいことをしなくても
上昇トレンドに乗れば勝てるのだから
トレンドが分かった瞬間にロングすればいいと
思う方もいるかもしれませんが
それはトレードが粗雑すぎます。

下の画像を見てください。

 

 

 

 

 

 

これは負けトレードを単純化して図に示したものですが
ロングでエントリーする場合には
波の並のなるべく下で買った方が
損切りをした場合にマイナスが少なくて済むのです。

 

 

当然のことですが
上昇トレンドに乗ってロングでトレードを始めたとしても
何回に1回かは買った瞬間に値動きが下がってきて
含み損のままで損切りをすることになります。

 

 

その場合にエントリーの地点がしっかりしていると
損が少なくて済みますが
適当なエントリーの仕方をしていると
マイナスがどんどん膨らんでいきます。

 

 

これも理解してしまえばとても簡単なことですよね?

こんな簡単なことでも注意深く繰り返していけば
確実に大幅な勝率アップにつながります。

 

 

ここまでしっかりと読んで来られた方は
本質をかなり正確に理解されたでしょう。

 

 

テクニカル分析というのは確率と統計の世界
もしくは世の中の常識の世界であって
超常現象や極端に難しい理論の世界ではありません。

 

 

チャールズ・ダウ氏の作ったダウ理論にせよ
本間宗久氏の作ったローソク足分析理論にせよ
その中身を貫いている理論の解説は
難しいものは何もありません。

 

 

「トレンドに乗る」

「トレンドの終わりを確認する」

 

この2つのことはアクロバットのような知的作業ではなくて
オムレツを焼いたりぬか漬けを作ったりする
ことに近いのです。

 

 

目の前にある材料を丁寧に取り扱って解釈し
着実に美味しい料理を作れるようになることが目標です。

 

 

私の知る限りでは
FXで大成功しているトレーダーというのは
女性、それもバリバリのキャリアウーマンタイプよりも
普通の主婦タイプの方が多いようです。

 

最近ではインターネット上でも
この普通の主婦タイプのトレーダーさんが
目立つようになってきました。

 

家事を上手にこなしていくスキルと
FXのテクニカル分析のスキルというのは
共通したところが多くあるのでしょうね。