FX 高確率で負けを避けられる鉄板手法


 

 

 

落ちてくるナイフを掴むなという言葉がありますが
これは相場が急に下がり始めた時に
飛び乗ったり向かって行ったりすると
大怪我をするという意味です。

 

 

特に含み損が出ている状態で
アメリカ大統領の強硬発言や
日本の財政当局者が為替介入を匂わせる発言などすると
相場がガーンと動きます。

 

 

目の前で何兆円というお金が飛び交って
もちろん自分自身のお金も
飛び交っているわけですから
冷静に見つめるというのは慣れが必要なのですが

 

経験が豊かなのに勝ちきれないという人は
激しく動いている相場に突撃して
定期的にマイナスを増やす人が多いようです。

 

 

 

 

理論的な説明は後回しにして
何かしら突発的な事件が起きて
FXの相場が大きく動いた時の状況というのを
物に例えるとするならば
大雨や地震などの天災だと思ってください。

 

 

大雨や大地震が起これば
遠足や運動会は中止になりますよね?

 

突発的な事件で為替相場が大きく動き出した時も
これは天災ですから
私たちはすぐにポジションを閉じて
様子見に徹しなければいけません。

 

 

もしかすると突発的な事件によって
マイナスが増えてしまうかもしれませんし
ポジションを閉じていなければ
儲かっていたということもあるかもしれません。

 

しかし、もしも突発的な事件による大きな値動きに
上手く乗ることができて儲けることができたとしても
その勝ち方はとても悪い勝ち方です。

 

 

後々に何十倍・何百倍の大損になって返ってきます。

 

 

野球のバッティングで例えるならば
スランプに陥っていた選手が
あまりにも打てないのでヤケクソになって
目をつぶってバットを振りまわしたら
たまたま良い角度であたって
ホームランになったようなものです。

 

 

変なことで味をしめてこの選手は
ここぞという時に必ず目をつぶって
バットを振り回すようになります。

 

そんなことをしていたら
好成績が出るはずがないですし
何よりも一番恐ろしいのは
間違った方向の努力に進んでいってしまうことです。

 

 

例えば、連敗を重ねている時に
雇用統計の時期が重なったので
やぶれかぶれで大方の予想とは
反対の方向に大きくポジションを取ってみたら
大儲けしてしまったというような場合です。

 

 

レバレッジの危険度を無視した
理屈抜きのトレードはマーケットの死神の大好物です。
こういったトレードを繰り返していれば
どんな人でも遠からず必ず破産します。

 

 

レバレッジというものは
それを私たちが飼いならしているうちは
猟犬のように有能なパートナーなのですが

雑な扱い方をすると
我々の肉を食いちぎる狼になります。

 

 

レバレッジを猟犬のようにうまく使いこなすか?
それとも狼のように恐ろしい獣に変えてしまうか?

この分岐点は私たちがしっかりと
資金管理をしているかどうかに尽きます。

 

 

具体的に、例えば雇用統計で言えば
過去の雇用統計の発表での値動きを洗い出して
自分の今のレバレッジで乱高下に耐えられるかどうかを
検証した上でなら突っ込んで行く価値がありますが

何も考えずに毎回20倍のレバレッジで立ち向かっていけば
どんなに分析が鋭かったとしても
回数を繰り返せば繰り返すほど確実に負けて行きます。

 

 

「ヒゲで狩られる」というのは無能の極みです。

 

思いもよらなかった突発的な出来事が原因で
瞬間的に相場が上に行くか下に行くかというのは
かなり難しい判断を強いられますから
避けられない場合も多々あるでしょう。

 

しかし雇用統計や日銀会合の場合は
ずっと前から予定もわかってるはずですし
過去数十年分の具体的な値動きも明らかになっています。

 

 

相場が大きく動く時というのは
一直線に上や下には向かっていきません。

上下に大きく振れながら方向性を出しますので
この過去の値動きを十分知っていて
それに対応できる範囲のレバレッジでなかったら
ロングにしようかショートにしようが
どっちにしてもロスカットされるという
ひどい目にあわされるわけです。

 

 

 

 

単純化してチャートを書いてみましたが
実際にこのパターンはよくあることです。

主にヘッジファンドなどの
莫大な資金で押してくる機関投資家や
資金管理の裏付けを取ってある慎重な投資家以外は
全員まとめてロスカットまで飛ばされるチャートの形です。

 

 

もちろん自然発生的に相場が大きく動く時もありますが
アメリカ時間のお昼前後に
つまり日本は深夜で、ロンドンも仕事を上がる時間になると
為替が常識的には説明のつかない動きをし始めたりします。

 

アメリカ時間の午後というのは
個人トレーダーはともかくとして
規模の大きな機関投資家は
北米大陸と南米大陸しか動いていませんから
事実上、アメリカ勢のやりたい放題と言っていいでしょう。

 

 

これは余談になりますが
雇用統計が金曜日のアメリカ時間というのも
知ってか知らずかアメリカ勢が
猛威を振るう原因にもなっています。

 

アメリカが夕方になって
その週のマーケットが終わりになる金曜日というのは
もうニュージーランドや日本は土日の休みになっていますので
アメリカ時間の午後に相場が大きく動いても
普通の手段では対抗しきれないからです。

 

 

仮想通貨の場合は実体のない通貨であるという構造上
24時間365日相場が自由に動いていますので
そういう意味でもブロックチェーンというのは
次世代の公平な通貨なのかもしれません。

 

 

さて脱線を元に戻しますと
落ちてくるナイフを掴むなというのは
もう1歩進むと

「動いている相場はイジるな」

ということで良いのだと思います。

 

 

また雇用統計の話になりますが
現実には雇用統計に絞って戦う戦法もアリです。

 

過去の値動きを全て頭に入れた上で
トレードツールの性能が高いFX業者で取引をして
月に1度だけの勝負で勝ち続けているトレーダーというのも
いらっしゃるようです。

 

しかし私はそれをやろうとは思いませんし
一般の初心者の方にも絶対に勧めません。

 

その理由は、普通にトレンドに乗って利益を出す方が
心理的にも安定度的にもはるかに楽だからです。

 

 

あくまでもFXトレードは
常に慎重に行うのが前提ですが
率直に言ってしまうと、トレンドフォローしている限り
10回のうちエントリーを1度や2度しくじったとしても
致命的な失敗にはなりません。
(但し、失敗に気づいたらすぐに損切りすることが条件ですが。)

 

イメージとしては
緩やかな坂道をもっさりと
上ったり下りたりしている時だけトレードをして

 

見ていてドキドキするような動き方をしている時は
関わるとろくなことになりませんから
もうチャート画面を見るのを
やめてしまった方がいいかもしれませんね。

 

 

「動いている相場はイジるな」は
ポジポジ病を治すにも良く効く薬ですので
自分が投資をしているのかギャンブルをしているのか
目的が混乱してしまった時などには思い出してみてください。