FXの値動きを考える上で一番大事な知識

 

 

 

 

 

FXの値動きで一番大事なものは何でしょうか?

それは為替レートは波を描いて進んでいるということです。

 

冒頭の画像は2018年の米ドル/豪ドルの日足のチャートですが
綺麗に一定の角度で値下がりを続けています。
これを見ると子供でも儲けることができるように思えますよね。

 

ところが下の画像のように5分足にまで拡大して見ると全く方向性がありません。

相場がどちらに向かおうとしているのか誰にも見当がつかないでしょう。

 

 

さて、FX投資の初心者の方からよくある質問として
「テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はどちらが大事ですか?」
というのをよく見かけますがこれはとても見当違いな質問です。

このサイトを読み進んでいただければわかることですが
先回りして答えを少し言っておくと「両方大事です」ということになります。

 

私はよくFXの取引を仏像の彫刻に例えます。
仏像を作るにはまず用途に応じて最適な木材選びから始めます。
そして木材を選んだら大きな斧で適度な大きさに切り分けます。
そしてそれぞれ太さの違った彫刻刀で綺麗に仕上げていくのです。

これをFXの取引に当てはめると
まずネットのニュースなどで大まかに国際ニュースなどに目を通し
週足や日足などの長期足で全体の流れをつかみトレードができそうな通貨ペアを見つけて
15分足や5分足などの短期足でトレードに入るタイミングを計ります。

ごく一部の例外的なトレーダーを除けば
ほとんど全ての勝ち組のトレーダーはこのような手順で取引を行っていますので
テクニカルとファンダメンタルとどちらが大事かというのが
意味のない質問だと分かっていただけたと思います。

 

 

そしてFXに限らず全ての投資に言えることですが
経験年数と投資の実力とは全く比例関係にありません。

もちろん正しい分析方法で長いキャリアを持っている方は上手なのですが
実は正しい分析を行っている方は全体の10%もいないと言われています。

 

上述したように正しい分析方法といっても簡単に言ってしまえば
3行で説明できるようなことしかやっていないのですが
スタート時点で間違ったアプローチを覚えてしまうと
その後何年も正攻法にたどり着けないままという方が大多数のようです。

 

投資を行うために特に専門用語など覚える必要はありませんが
初心者の方はマルチタイムフレーム分析という言葉だけは覚えて
呪文のように唱える必要があります。

マルチタイムフレーム分析というのはつまり
長期足と中期足と短期足を交互に見比べながら取引をせよということなのですが
具体的には、日足→60分足→5分足 のような順番で
大きな波から小さな波へと視点を移して行きます。

 

勝ち続けるためにはここからが非常に重要なので頭に刻み込んで欲しいのですが
FXで取引をする場合は1つの通貨ペアにこだわって売買する理由を探すと負けます。

1つの通貨ペアのチャートをじっと見て答えを探すのではなく
色々な通貨ペアのチャートをマルチタイムフレーム分析でさっと流し見していき
子供でもわかりそうな簡単なトレンドを出している通貨ペアがあったら取引するのです。

 

細部の手法などについてはこのサイトでも後々提案していくつもりですが
これは勝率60%を63%や65%にしようという試みで枝葉末節の話ですので
後回しで全然構わないのです。
まずはマルチタイムフレーム分析を徹底して勝率を60%にすることが最優先です。

 

初心者の方や、経験があっても勝ちに繋げられていない方はチャートを開いたら真っ先に
「マルチタイムマルチタイム」とつぶやいてください。
そして1つの通貨ペアをガン見する前に、全ての通貨ペアの日足を確認しましょう。

ここで一番冒頭の米ドル豪ドルの日足を見てください。
こんなチャートがあったら小学生でも下降トレンドなのはわかりますよね。
どんなトレンドでも必ず終わりがありますから
反転した時に備えて常に逆指値で損切りしておくことはもちろんですが
基本的には一本調子なチャートに乗ってしまえば
後は短期足でエントリーのタイミングを探して売買するだけなので簡単に利益が出ます。

 

「見た目が綺麗なチャートほど簡単で儲かる」

これも非常に重要な呪文です。
人間というのはどうしてもこだわりの強い動物なので
一度ひとつの銘柄に関わってしまうと他の事に目が向きにくくなります。

ある通貨ペアで散々長時間にわたって悪戦苦闘した挙句にマイナスで終わったのに
となりの通貨ペアを見たら綺麗なチャートが出ていて愕然とした
というような失敗は私がまだ正攻法を歩んでいなかった頃にもよくありました。

 

チャートは必ず波を描いて進んでいて
その波が綺麗であれば綺麗であるほど次の展開も推測がしやすく
方向性がつかめない汚い波は損害に繋がりやすいのです。

 

 

さて実際のトレード画面に話を移します。

FXのトレードに入る前に毎回まず真っ先にやることは
通貨ペアごとの日足を一通りざっとな流し見ることです。

そして日足を見ても方向性のつかめない通貨ペアは
とりあえず考慮対象から外します。

 

ぱっと見てトレンドが上向きか下向きかわかる通貨ペアのチャートだけを残したら
日足→4時間→60分→15分 などというように下に向かってトレンドを確認していきます。

 

今回の情報はここまでです。
これだけではどこでどう取引をしていいのやら分からないではないかと
訝しく思う方もいるかもしれませんが
呪文を繰り返し繰り返し何度も唱えることによって自ずから見えてきます。

 

今後、記事を増やしていくにあたって実際の取引なども書いていくつもりですが
実はここまででも勝つ取引はできるのです。

 

お使いのFX業者で扱っている全ての通貨ペアを対象にしても
日足が綺麗かどうかをを見るだけならば数分でできるはずですね。
その中でもご自分で「これは方向性が読みやすいぞ」と思った通貨ペアだけを
ピックアップして中期足と短期足を見ていくのです。

このマルチタイムフレーム分析を繰り返していれば
初心者でも為替レートが波を描いていることが手に取るようにわかりますし
「この辺で買ってここら辺で売れば利益が出そうだゾ」と
感覚的に見えるようになってくるはずです。

 

本来トレードというものは難しい理屈を掛け合わせてするものではありません。
シンプルな考え方を繰り返して磨いて行くものです。

 

細かい技術はさておいて
今まで漫然と為替チャートに向かっていた方が
トレード前に必ずマルチタイムフレーム分析をするようになれば
勝率は飛躍的に上がりますし、取引タイミングに関する悩みも消えていくはずです。

綺麗なチャートが見つからなかったら見つかるまで待てばいいだけですからね。

売買のタイミングはあなたが考えたり決めたりするものではありません。

綺麗なチャートが教えてくれるものなのです。