聞くだけでFXの初心者がチャートで勝てるようになる 第一回

 

 

 

通勤や運転中などヒアリングするだけで
FXの基礎を強くすることができるシリーズとして
この音声をあげさせて頂いています。

 

まずこのシリーズの第1回として今回は基礎中の基礎である
トレンドフォローの認識の仕方について
お話しさせていただきます。



 

まずトレンドとは一体何なのかということですが
トレンドというのはある一定の方向に
波が向かっていることを指しています。

 

 

しかしただそれだけではトレードの役には立ちません。
ひとつの波が上か下へ向かっているだけでは
ただ単に値動きがあるというだけで
売買で差益を取りに行く根拠にはなりませんよね。

 

 

トレードの根拠としてトレンドを認識するためには
その波が複数である必要があります。

 

 

抽象的な言葉にするとややこしくなってしまいましたが
要するに時間軸の違う波が同じ方向を向いているということです。
もっとわかりやすく移動平均線で例えれば
5分足と60分足と4時間足が同時に上昇方向を向いていれば
これはもう、上方向のトレンドが出ていると言って構わないだろう
と言ったような物の見方です。

 

 

とても簡単ですよね。

 

 

今のケースは5分足を起点とした、わりあいと短めの期間のトレンドです。
これが60分足を起点として、60分足と日足と週足といったような長い期間の波が同じ方向を向いていたりすると
利益が出るまでに長い時間がかかりますが
かなり力強いトレンドだと言って構わないでしょう。

 

 

ちなみに初心者の方がFXを勉強して行く時には
長い時間足から短い時間足に向かって攻めていくのが正攻法です。

特に初心者に限ったわけではないのですが
基本として頭に入れておいて頂きたいのは
FXのトレードをする際には時間足は長ければ長いほどトレーダーは楽ですし
レバレッジも低ければ低いほど資金に余裕ができて楽に勝ち抜いていけます。

 

 

ここでちょっと大昔からの話をしてみましょう。
一度だけ画像を確認していただきたいのですが
日本円は、高度経済成長時代の期間は米ドルに対して上昇一辺倒でした。

 

 

これはもう明白に理由が分かっていて
日本の経済が世界経済の中で
相対的に数十年にわたって強くなっていた時期ですので
その結果として当然のことながら日本円も上がって行きました。

 

 

この当時は個人でFXの取引をすることはできませんでしたから
それほど情報は出てきていませんが
360円の固定レート制が崩れて200円台に突入して
その後1985年のプラザ合意からバブル崩壊に至るまで
一気に1ドル100円を超えるところまで円高が進みました。

 

 

この時期のドル円相場というのは非常に簡単なもので
ひたすらドルを売って円を買っていれば儲かっていたでしょう。
現実には先ほども申し上げましたように
個人でのFXはできませんでしたから
あくまでも空想ですが。

 

 

いずれにしてもこの時期に為替取引を自由にしていたならば
誰でも延々と円ロングで儲けることができたはずです。

ただし期間は年単位になりますし
短期的には円安に向かうこともありましたので
大きなレバレッジをかけることはできずに
長期的な投資で儲けるという形になりますが
ともかくトレンドに基づいた投資としては
すごく簡単で誰でも勝てていたはずです。

 

 

さて、なぜ、こんな過去の終わった出来事を説明するかと言いますと
もちろん30年前の昔話をしたいわけではありません。

 

 

それよりもこのドル円の数十年のチャートの形というのを
しっかりと皆様の頭の中に出発点として
とどめて置いて頂きたいから述べたのです。

 

 

ドル円の1970年から2010年の超長期のチャートから分かるように
ドル円というのは40年間きっちりと下降トレンドを作っていました。
基本的にいつも下降目線であればトレンドに乗ることができたのです。

 

 

ドル円の超長期チャートからは
様々な示唆を受けることができるのですが
特にその中でも初心者の方の頭に強く入れておいていただきたいのは
ドル円の通貨ペアに限らず
FXというのはまず長期足が基本であって
短期足を軸にして取引する場合でもこういった長い期間の値動きを
絶対に頭の片隅に置いておくべきだということなのです。

 

 

ドル円の最近の例で言うならば
2018年年末から2019年年始にかけて一瞬で円高が進み
大勢の方が大損害をこうむりました。

 

しかしこの時に進んでいたドル高が跳ね返されて
一気にドル安=円高に進んだのは
時々、週足を見ていたトレーダーから見れば
むしろドル売りの大チャンスでした。

 

 

この2年間ほど1ドル114円あたりのラインで常に
ドルの上昇は壁のように跳ね返されてきましたので
今回も跳ね返される可能性が高いだろうと
勝ち組トレーダーは皆考えていましたし

もしもヘッジファンドなどが仕掛けてくるならば
日本が長期の休みで、欧米も週末になる
年の変わり目付近だろうということは
誰にでも容易に想像がつきました。

 

 

 

まだチャートを見始めたばかりで
細かいことを言われてもついていけないという方も
大勢いらっしゃると思いますが
細部については後々学んでいけば大丈夫です。

 

 

ただし、今日、FXを始めたばかりの方でも
ひとつだけは絶対に覚えておいていただきたいことがあります。

 

 

 

それは
ローソク足などの値動きを示すチャートは
期間が長いものほど力が強いということです。

そしてチャートは長い方から順番に見ていくものです。

 

 

週に1度だけトレードをする人も
1日に数回トレードする人も
1時間に何十回もスキャルピングをする人も
基本的に誰にとっても日足は重要です。

 

 

例えば週に一度だけ長期間のトレードをする人であれば
日足や1時間足だけに注目して、5分足や1分足を無視したとしても
勝ち負けの根幹に影響するような失敗をすることはないでしょうが

 

その逆に1分足や5分足を中心にしてトレードをしている人が
日足や1時間足に十分に注意を払わずにトレードをしたならば
そう遠くない将来に必ずボロボロに負けます。

 

 

1分足のような小さい波というのは
乗ったらすぐに利確して降りないとポシゃってしまいますが
4時間足のような大きな波であれば
多少の向かい風が来ても耐えていると
有利な方に突き抜けてしまうことが多いのです。

 

 

そして慣れてくれば弱い風でも
どちら向きにトレンドの風が吹いているか感じることができますが
初心者のうちは強風が吹いているところに注目して
1時間足や4時間足でもはっきりと
トレンドが出ていることを実感してください。

 

 

最初から1分足や5分足でトレンドを探す練習をしても、それは無駄です。
初心者や、トータルで勝ちきれていない方が
1分足などでトレードをしても絶対に勝てませんし

いくら長時間チャートとにらめっこしたところで
長期足のトレンドをつかむ練習ができていなければ
チャートを見るスキルも上がりませんので
時間とお金の無駄になってしまいます。

 

 

 

まず最初は1時間足や4時間足で
少しノンビリとチャートを見る習慣をつけます。

 

1分足などでこまかい値動きを観察したいのであれば
1分のローソク足だけをガン見するのではなくて
60日や240日の移動平均線をセットにして
思い込みのトレンドで暴走しないように自分を制御しましょう。

 

 

そして、1つの通貨ペア・1つの時間軸にとらわれることなく
さっさと画面を切り替えていきましょう。

 

私はこのサイトの中で何度も申し上げていますし
これからも、しつこく、申し上げていくと思いますが
FXのトレード地点というのは
目の玉を三角形にして
鬼のような形相で見つけ出すものではありません。

 

 

FXのチャートを見るときというのは
各駅停車の窓からのんびりと田園風景でも眺めているような
緊張感ゼロの状態で指先だけが動いてる状態でよいのです。

 

 

勝てるかもしれないチャートを見逃してしまうことは全く怖くありません。
相場というのは毎日、永久に動いていますし
エントリーのチャンスは無限にあります。

 

 

それよりもなにより、怖いのは
全然有利な状況ではないのに勝手に自分の解釈でエントリーしてしまって
大負けしたり、元手を減らしてしまうことです。

 

 

FXトレードをしていて
もしもあなたの目が肉食獣のようにキラリと光る瞬間があるとしたら
そのタイミングは、売買の全ての準備が完了して
チャートソフトに金額や指値を、正確無比に入力するその瞬間だけです。

 

 

有利なトレンドが出ているところはないだろうかと探している時は
のんびりと構えていて良いのです。
自分から必死でエントリーポイントなどを探していると
ポジポジ病が発症して100%ろくなことになりません。

 

 

鼻歌まじりで軽い気持ちでチャートを見比べて行って
ローソク足や移動平均線などが綺麗に並んでいる場面があったら
ちょっと真剣にその上下の時間軸などを見ていきます。

 

 

ここで大事なのは
一生懸命に比べたり考えたりしないと結論が出ないようであれば
そのチャートはトレードしたらダメなんです。

 

 

もしくは今の自分のテクニカル分析のスキルでは読み解けないようであれば
そんなチャートに手を出してはダメなんです。

 

 

自分がチャートを読み解いた結果
トレンドが出ていることに自信がある時だけエントリーします。
もちろん相場は半分くらいしか自分の思い通りになりませんから
最終的に相場が推測と逆の方向に行って損切りになるのは
よくあることですし全く問題がありません。

 

 

 

エントリーするときも鼻歌まじりで
損切りする時も
自分のルールを守れているのならば鼻歌まじりでいいのです。

 

 

売買ルールの内容にもよりますが
私がこのサイトの中で述べているような
オーソドックスなトレンドフォローの売買ルールであれば

小勝ち・小負けが何回か繰り返さされた後に
大勝ちがドーンとくるはずですから
スリルを味わうような場面というのは無いはずですから
淡々と日向ぼっこでもしているような心持ちで
着実にスキルと資金を増やして行きましょう。

 

 

 

聞くだけシリーズの第1回ということで
本当に基礎の中の基礎だけに絞ってお話しさせていただきましたが
率直なところ今回の注意点だけ守って行っていただければ
中級者で勝ちきれない方も
少なくともマイナスを完全にゼロにすることはできると思いますので
ぜひ何度も聴き直していただきたいと思います。