下手なナンピン素寒貧、上手なナンピンMTF

 

投機に興味を持っている方ならば
誰でも一度はナンピンや、マーチンゲールについて聞いたことがあるかと思います。

 

簡単に言うと
ナンピンというのは相場のトレンドが反転するのを期待して逆張りを続けることで
マーチンゲールというのは倍々プッシュのことですよね。

 

そしてこの二つは、ほとんどのギャンブルにおいて
確率論を誤解した破産をする禁じ手と言われています。

 

ところがこの破産を招く禁じ手も、FXにおいては
一定の条件を満たすことによって必勝法にすることができます。

以下、ナンピンによる必勝法を安全に使うための条件について書いていきたいと思います。

 

まずナンピンの安全な必勝法の前提として
マルチタイムフレーム分析(MTF)を十分理解しておく必要があります。

 

マルチタイムフレーム分析(MTF)というのは
色々な時間足の動きをよく把握しておくことです。

特に難しいことは何もありませんが
不完全な理解で使ったりすると非常に危険なので
このサイトの中のマルチタイムフレーム分析の記事などで十分理解してください。

 

それから投下資金の管理も非常に重要なので
このサイトの中のバルサラの破産確率についての記事も十分理解してください。

くどいようですが
どちらも中学校1年生レベルの数学で十分理解できますので
何も考えずに遂行できるようになるまで繰り返し練習した上で
リアルトレードで使ってくださいね。

 

どちらか一つでも凡ミスしたら
自分でも何をやってるかわからなくなって
とても困った状態になりますので
ミスをしないように落ち着いて落ち着いて事を進めてください。

 

 

さてそれでは第1段階です。

 

まずは日足と4時間足で同じトレンドが出ている通貨ペアを探します。
ちなみに
週足と日足と4時間足と1時間足で全部同じトレンドが出ている
というような状況でも構いません。

要するに長期足で確定的なトレンドが出ていることが必須の条件です。

お茶でも飲みながらゆっくりと慎重に探すのです。
ダウ理論や移動平均線を使って探すのもアリですが
パッと見てわかるくらいのはっきりした傾きが出ていることが望ましいです。

 

 

そして第2段階としては、自分のFX資金の2%を計算します。

そしてこの2%の範囲内で、なおかつ日足と4時間足のトレンドに順行していれば
5分足が15分足に逆光してナンピンをしてもかなり安全です。

チャートを使って具体的に説明をすると

 

 

このような日足、4時間足のチャートがあった場合には
この通貨ペアはショートで仕掛けるのだと決めてしまいます。

 

そして本来であれば

この形のチャートでトレードする場合は実勢レートがチャネルの上側に来た時に
下向きに反転したのを確認した上でショートを打っていくのがセオリーなのですが

 

何らかの理由で波の途中からエントリーしたい場合もあるでしょう。
そういった場合に本来はチャネルの上端に指値をするという手もありますが
波の途中からナンピンで入っていくという手もあります。

 

もちろんその場合には上述したように
日足と4時間足など複数の長期足が下方向にトレンドを出していることを確認した上で
一回での取引のドローアウトは全資金の2%以内というのを厳守して
慎重に指値で入っていきます。

 

  ちなみにナンピンをする場合に
  その場の状況で成り行きで売買するのは絶対にNGです。

  たまたま自分の推測した方向と相互が逆に動いたからといって
  感情に任せてするナンピンはまさに
  「下手なナンピン素寒貧」だからです。

  普段のトレードでも同じことですが、特にナンピンをする場合には
  最悪の結果が出た場合の損失金額を十分計算した上で
  許容できる範囲内の金額で冷静に行わなければいけません。

 

出発点として長期足のトレンドを基準にしているわけですから
ある程度逆行するとピタっと反転してきて
ほとんどの場合は魔法にかかったように上手くいくのですが
ごくまれに長期足でも反転することは当然あります。

 

長期足が反転してきた時に備えて、損失金額の上限を常に意識して
トレード中は短期足をガン見するのではなく
1.長期足のトレンドが崩れていないかどうか
2.損失が2%の限界を超えていないかどうか
この二つに細心の注意を払うのです。

 

蛇足になりますが
5分足や1分足などの短期足はエントリーする時の微調整で見るくらいで
トレード中にガン見しても百害あって一利なしなので
私はなるべく見ないようにしています。

特に自分の推測と逆行している時にガン見していると
つい損切りラインの逆指値を動かしたくなったりしますので
初心者の方は特に注意が必要です。

指値も逆指値も一度決めてトレードをしたのならば
もうあとは結果が出るのを待つだけのはずですよね。

 

さて私は待つのが嫌いな性格なのでこの戦法を得意としていて
常に短期足に対してナンピン気味にエントリーすることが多いのですが
過去の自分のトレード記録を調べる限りでは
ギリギリまで待ってチャネルの上限や下限ででエントリーした時の方が
収支の成績は断然良いということも分かっています。

 

ですので
トレードのために毎日まとまった時間を取れる方にはあまりお勧めしません。

 

逆に家事やビジネスの合間にトレードを行っている会社員や主婦の方には
空いた時間でトレード戦略を立てて
全ての取引を指値と逆指値で完結させることができるので
危険を最大限下げて確実に利益を上げる方法としてお勧めできます。

 

最後に特に今回はナンピンという
取り扱いを間違えると大きな危険を呼び込んでしまう手法が絡んでいますので
いつも以上にしつこく申し上げておきますが

・1回の取引で全体の2%以上が損失になるような取引は絶対にしない
・日足に逆らった売買は逆流の中を泳いでいると心得ること

 

今回もFX初心者の皆さんが
この2つのて鉄則呪文をブツブツと何度も呟いていただけることを期待して
終わりにしたいと思います。